純生CHRONICLE2

ずっと構想段階のまま仮運用されてきたwリネ2クラシック寄りブログ(2019/2/27 完結)

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スポ娘のエヌコ(つづき)


エヌコ「さーて、ひさしぶりのスポイルだなぁ」


シープ「当たるも八卦、当たらぬも八卦。スポイルとは根性ではなく根気、と聞いております」


N「ふーん。 あ、あいつね、インプトゥレン! よーし」


シ「ファイトでございます、お嬢様」







N「はあはあ。さすがグレイブ、強いな。 けど光らなかったね・・・」


シ「根気でございますよ、お嬢様」


N「ん!それじゃ、どんどんいこうか」







N「ほい!」




N「ほりゃ!」




N「どわいえー!」




N「どりゃ!」




N「やあ!」




N「あたたた!」




N「たまには光れ!」




N「れれれ、光らない!」




N「いよ、もういっちょ!  あ? あれ?」





シ「MP休憩でございますね、お嬢様」


N「ううう、かたじけない。ちょっと座らせて・・・
それにしても光らない。たまに光ってもスウェード。ううう・・・」


シ「確かに光りませんね。それにしてもあのドレイン、なかなか強烈ですね」


N「うん、柵の向こうからも撃ってくるのがズルいよね」


シ「はい。わたしも気が抜けません。ところで、お嬢様」


N「ん? なにー?」


シ「途中から、一人しりとりをしてらっしゃいましたよね、ふふふ」


N「だーーーー!! よく気づいたな!!  ・・・だって単調なんだもん」


シ「意外とかわいいところがあるのですね、お嬢様」


N「な、なによ! 生粋の女の子なの、私はっ!
さ!MPも戻ったし、どんどん行くよ!!!」






N「えーい、光れ、光れ! 光ったら腹を割く!!」


シ「具体的行動を詳細解説してはいけません、お嬢様」


N「どんどん行くよーーーっ!! 前方の3匹沸き! まとめて蹂躙!
どりゃーーーーー!!!!」




シ「ヒール! バトルヒール! むう、さすがにこれは… 厳しいで…ございますね…」


N「うりゃりゃりゃりゃりゃー!!」


シ「ああ、お嬢様!! 後方からも2体!! 急沸きでございま・・ぐはぁ!!」


N「ん、え? ああ! しまった!!」


シ「うわああああ・・!!」


N「シープ!!」




N「ああああ」


シ「もうしわけ…ございません… 背後に気づくのが…遅れ… ました」


N「シープ! ごめん! ごめんよ!」


シ「いえ、私の不徳… すぐに最寄って、もどって参ります…」


N「待って!! 祝復活スクロ――――ル!!





(ぱやーーーーー)





 
シ「なんてことを… 
わたくしめのためなんかに祝復活など! もったいなきことを…」


N「私のミス!! 私のミスなの!!! 私が調子に乗ったばかりに全く目に入ってなかったの!
大事な相方・・ いや、召使いを私のミスなんかで!!
ああああああああ!!!」



シ「お嬢様・・・」





N「…シープ、本当にゴメン! 気をつけるから。あなたを護るのも私の仕事だから…。
だからお願い、もうちょっとだけつきあって・・・」


シ「お、お嬢様。頭を上げてください! わたしはあなたについていくだけです」


N「えへへ、ごめんね。じゃ、続けよっか」


シ「その前にバフの入れ直しを。マイシーWWしかありませんが。あいすいません」


N「うん、十分だよ。 …でも、お互い強くなりたいね」


シ「はい」







・・・





・・









N「ん!光った!  スウィーパー!」


シ「む、この感覚は・・・ ああ」




N「きたあああああああああああぁぁぁ!!!」


シ「やりましたね、お嬢様」


N「ああ!やっと終わったよ。長い戦いだった!!」


シ「それでも、たった66回。短い方かと思いますよ、お嬢様」


N「えー、数えてたの!?」


シ「・・・単調でございましたから。ふふふ」


N「アハハ!そうだね! さーて、それじゃ、帰りましょうか!」



シ「・・・お嬢様」


N「ん?」


シ「お願いがございます」




シ「わたくし、ぱわーあっぷしとうございます」


N「えー」


シ「あと、2~3%ばかりでレベルアップ。お付き合い頂けないでしょうか」


N「うー、はやく帰ってわさビーフ食べたいんだけどな。ま、私のせいで死なせちゃったしね。うん、いいよ」


シ「ありがとうございます。では、早速、槍師らしきところを・・・」


N「え?」









シ「そうです、こういう槍師らしい狩りを」


N「ぬああああ!!槍あたらへーーーん!! シープ!ヒール厚めに!!
うぎゃああああああ!!当たってる、何か良からぬものが当たってるぅ!!!」


シ「はい、頑張ってくださいまし、お嬢様」


N「仕返しか! さっきの仕返しなんだな、これは!!」


シ「はて、なんのことでございましょう。 ヒール!」




・・・




・・







N「ぜぇぜぇ、ふんどしオヤジばかり5~6体… HPとメンタルに同時に来た…」


シ「お見事でございました、お嬢様」


N「えぐい仕返しだな… ぜぇぜぇ」


シ「ところでお嬢様、ポールアームマスタリは取っておられますよね?」


N「え? あ? ああ!! 取ってなかった・・・・」


シ「では、当たりませんね。ふふふ」


N「シープ! さては気づいてたな!!」


シ「はて、なんのことでございましょう」




・・・



・・



N「おほ!」


シ「ああ! なんとありがたき! レベル25到達でございます!」


N「やったね!これでだいぶスキルも揃ってくるね!」


シ「はい、ありがとうございます。それにお嬢様とも1レベ差に。嬉しゅうございます」




N「よーーーし! それじゃ、今度こそ帰ろっか!!」


シ「・・・お嬢様」


N「なに!? まだなんかあんの??」



シ「あ・・の・・・・大変、お恥ずかしいことでございますが。
ええと・・・ 勝利の決めポーズをさせていただけませんでしょうか?



N「決めポーズですと!? なんとベタなことを!」


シ「実はあこがれでございまして・・・(ポッ)


N「アハハ!いいね、やっとこうよ! あの丘あたり、明け方のいい月が見えてるしさ」


シ「あ、ありがとうございます、お嬢様」







N「じゃ、いくよ! せーーのっ!!」






【おわり】














リネージュ2 ショートストーリー「スポ娘のエヌコ」
 原案・取材・スポ・撮影・執筆:純生
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