ショット売りの日々
グルーディン村のこの角を曲がって・・・
小上がりを駆け上がったその広場には・・・
今はほとんど人も居ませんが・・・
かつては人で賑わっていました。
旧ライブ時代、ワタシは、ここでずっとソウルショットを売っていました。
ソウルショットを作って、売る。 それだけがワタシのリネージュ2、だった。
そんな時代がありました。
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ワタシがリネージュ2を始めた頃、グルーディン村は賑わっていました。
各初期村を離れた初心者たちが、次の拠点に据えるのがグル村でした。
ここはいろんな狩場に出向くのに都合が良く、中でも一番人気だったのは生贄のネクロポリスだったかと思います。
後に初心者¥が強力になりすぎて、ソロ槍なんかができるようになってしまいましたが、ワタシが始めた頃はまだPT狩場の風情を残しており、数多くのPTがここを目指していきました。
そんなプレイヤーたちのためにDSSを売る。
それがワタシの生活でした。
この広場で露店を出している人も多く、お互い配慮しあいながら、いろんなことを教えて頂いたり。そのウラでは必死にDSSを拵え(こしらえ)続けて。
時が流れ、商売の拠点がモンスターレース場に移り変わっていっても、ワタシともうひとり、Pさん(仮称)というドワ子さんだけはずっとここでDSSを売っていました。
まだ作れなかった祝DSPSはモンレの露店から買ってきて、ここで等価で売る、なんて奇妙なこともやっていました。
全ては、それで喜んでくれる人たちがいたから。
こうして、本当に少しづつ、少しづつ、お金を貯めて。
それを足掛かりに、先へ進んでいったのです。
RMTなんか絶対にしない。愚直にやるだけ。なんて地味な日々だったでしょう。
でも、それを見ていてくれた人たちがいる。
ただのDSS売りの名前が青くなっていく。それが何より嬉しくて。
互いに感謝の念をもって暮らしていくことのうれしさと誇らしさが、日々の原動力になっていたと感じています。
時代が変わりクラシックでは、カイモをアデナに変換しやすくなってこんな地道なことをしなくてもよくなったり、より高性能なショットがゲーム内インショップで買えるようになったりしてますが、ワタシは今も、ドワさんたちが一生懸命作ったショットを使ってあげたい。
そんなふうに思ってます。
いま、グルーディン村に定住ショット屋はいませんが、グルーディオ村のGK横にはずっとDSSを売ってくれている露店があります。通るたびに感謝の念がこみあげてきます。
いつも、ありがとう。
ドワーフは強欲の化身たる側面を持っていますが、一方、地道にやり続ける健気さと頑固さをもっているように思うのです。ワタシがドワ子が好きなのは見た目ではなく、そんな内面を感じているからなのかもしれません。
【おまけ】
この記事のために過去SSをひっくり返していたら、恥辱の埋葬地のこんなSSを見つけました。こんなドワ似のMobがいたんですね、忘れてました(^^;